酪農×A I

「酪農×AI」で、

牛と人の豊かな暮らしを実現

牛というのはとても繊細な動物なので日々観察し、少しの不調にもすぐに気づいていかなければなりません。

しかし多頭飼いになればなるほど一頭に割ける時間に限界があります。

作業的になり、ただルーティーンとしての「観察」では全く意味がありません。人間が焦ると牛もそれを敏感に感じ取り不安になります。

思い通りに牛が動かないのでさらに人間は焦り攻撃的になる。それを牛は感じ取りパニックになる。作業に追われるとこのスパイラルに陥りやすくなります。

これを防ぐ為、たくさんの牛の健康管理のツールとして新技術を積極的に取り入れ、作業の効率化、労働時間と一人当たりの労力の圧縮に努め、心にゆとりを持って一頭一頭愛情をもって飼養管理をしています。

外観写真:牛舎

事業内容

私たちジローズデイリーファームは、「高品質の牛乳を提供するのは当たり前」という強い信念を持っています。

弊社では、DeLaval(デラバル)社の最新型搾乳ロボットを4台導入しており、牛の疾患、繁殖兆候の早期発見、体調管理等を行っていると共に、

さらなる多頭飼いに対応しています。

乳用牛飼養管理

牛と女性の画像

日々の業務の大部分はここになります。

牛は生き物ですから毎日状態が変化するのでそれを見分ける「観察力」と、こうしたらどうだろう?こんな方法がいいのでは?と常に最善の方法を考え実践する「想像力」が重要であり、全ての業務にはこの考えが必要不可欠です。

生乳生産・授乳作業

DeLaval(デラバル)社製ロボット搾乳機により自動搾乳を実現しました。

今までは毎日決まった時間に人の手で搾乳作業をしていましたが、自動搾乳が可能となった事で牛が自らの意思で好きな時に搾乳が可能となりました。

これにより、本来作業に当たっていた時間を別の作業に当てることができ、大幅な省労力化、労働時間の圧縮を実現しました。

ロボット搾乳機の画像

仔牛飼養管理

仔牛の画像

生まれたてから2ヶ月ほど、お乳をあげます。

仔牛は親牛よりデリケートです。

どうしたらうまく飲んでくれるかな?どうしたら元気に大きくなってくれるかな?と考えながら取り組みます。

給餌

パーソナルトレーナーのように成長に合わせ、毎日の食べる量と食べなければならない量のバランスを考えTMR自動給餌器、牽引式TMRミキサーで給餌します。

餌を食べる牛の画像

カウコンフォートの維持管理

外観写真:牛舎

牛舎環境の改善によりストレスの低減、温度感知で換気が変わるトンネル換気システムで、牛も快適。

一流ホテルのコンシェルジュのように、牛がどれだけ快適に過ごせるかを考えます。

牛乳生産量に関わるとても大切な事です。

繁殖

人工授精から分娩まで全て弊社にて行っており、赤ちゃん牛がお母さん牛になってもしっかり面倒を見られる体制をとっています。

生まれた時から覚えている牛が赤ちゃんを産んだ時はとてもほっこりした気持ちになります。

牛の親子の画像

牛舎設備の維持管理

牛舎の画像

最新の設備というのはとても繊細に出来ています。

マシンメンテの一環としてこれの不備の早期発見も牛の飼養管理同様 「観察力」「想像力」が不可欠です。